読み込み中...

Keyword 04

無限遠フォーカス

星にピントを合わせる極意

星へのピント合わせはなぜ難しい?

星は極めて小さな「点」であるため、カメラのオートフォーカス(AF)ではほとんどの場合ピントが合いません。
また、多くのレンズには「無限遠マーク(∞)」がありますが、実はこれに合わせるだけでは微かにピンボケしてしまいます。これは気温の変化でレンズが膨張・収縮してもピントが合うよう、メーカーが「あそび」を持たせているためです。

確実なピント合わせの手順

1. まずレンズのスイッチをMF(マニュアルフォーカス)に切り替えます。
2. 背面液晶でライブビューを表示し、空で一番明るい星(または遠くの街明かり)を中央に捉えます。
3. 画面を最大倍率(5倍や10倍)まで拡大します。
4. フォーカスリングをゆっくりと回し、星が「最も小さく、鋭い点」になる瞬間を探します。星の周りににじみが出たり、ドーナツ状に見えたりするのはピンボケの証拠です。

プロも実践する「ズレ」対策

一度完璧にピントが合ったら、レンズのリングをパーマセルテープ(マスキングテープ)で固定してしまうのがおすすめ。これで、撮影中に誤って触れてしまい、後でPCで見てガッカリ…という悲劇を確実に防げます。

まとめ・実践ポイント
  • 背面の液晶画面で10倍くらいに拡大して、星が一番小さくなる位置を探すのが鉄則です。
  • 一度合わせたらテープで固定すると、一晩中安心して撮影できます。

Starscape Guide Guide Author

著者:関岡 大晃/星景写真家

関連用語

天文薄明 (Astronomical Twilight)
500ルール (The 500 Rule)
露出の3要素 (The Exposure Triangle)
RAWデータ (RAW Data)
新月期 (New Moon Period)
月の出・入りは毎日変わる
星は毎日「4分」早く昇る
天の川は年中見える
夏の天の川 vs 冬の天の川
赤道儀 (Equatorial Mount)
光害カットフィルター
ソフトフィルター
比較明合成 (コンポジット)
インターバル撮影
結露とレンズヒーター
ヒストグラム (Histogram)
バルブ撮影 (Bulb Mode)
画角とセンサーサイズ
周辺減光とサジタルコマフレア
スタートレイル (Star Trails)
天の川のコア (Milky Way Core)
ダークフレーム (Dark Frame)
フラットフレーム (Flat Frame)
シーイングと透明度
大気光 (Airglow / エアグロウ)
リモートレリーズ / ケーブルスイッチ
星空のホワイトバランス (WB)
ピント拡大とピーキング
ヘッドライトと赤色光
ボートル・スケール (Bortle Scale)
黄道光 (Zodiacal Light)
放射点 (Radiant Point)
ホワイトバランス (星空編)
マジックアワー / ブルーアワー
雲海と星空 (Sea of Clouds)
ISOインバリアンス (ISO Invariance)
星空観測のマナーとライト
過焦点距離 (Pan Focus)
フォーカススタッキング (Focus Stacking)
極軸合わせ (Polar Alignment)
露点温度 (Dew Point)
月齢 (Moon Age)
三脚の安定性 (Tripod Stability)
星空指数 (Starry Sky Index)
光害マップ (Light Pollution Map)
ハレーションとゴースト
星空タイムラプス
クリップフィルター
星座早見盤とアプリ

撮影の計画を立てる

今夜の星空コンディションをチェックしましょう。

カレンダーを見る
ホーム 新月期 マップ ギャラリー
App Icon
Starscape Guide を追加

ホーム画面からすぐ予報をチェック

1. (共有ボタン) をタップ

2. 「ホーム画面に追加」を選択

新バージョンが利用可能

タップして最新にアップデート